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賃貸経営

IoT賃貸でコロナ時代での差別化を

読者の皆様、こんにちは。今回もコロナ対策です。

IoT賃貸での差別化についてご説明したいと思います。コロナの影響で、大人も子供も在宅時間が増えています。ステイホームの時代の始まりです。

アフターコロナの時代になっても、仕事も勉強も映画鑑賞やゲームなどの遊びも自宅で行う時代がしばらく続くと言われています。医者の診察も遠隔診療が推奨されつつあります。これによって、「電気料金があがるので節電したい」・「他の部屋の入居者が一斉にネットを使っても速度が落ちない等のインターネット環境が必要」というニーズの強まりが想定されます。在宅勤務への適正や、オンライン学習に適した環境が、ワンルームでもファミリータイプでも重要になります。そこでお勧めなのが入居者の生活快適性の向上とエネルギーの最適利用を提供するIoT賃貸です。

 

 

 

入居者が快適に暮らせる、より付加価値のある賃貸住宅を提供することで、選ばれる賃貸住宅となることができます。入居者向けのインターネット環境は賃貸物件が選ばれる際の重要なポイントになりますが、更に、鍵やエアコンを屋外からコントロール出来たり、省エネアドバイスができる仕組みを導入することで差別をはかることをお勧めします。

自宅の電気料金がわかるだけではなく、どの電化製品の電気代が高いのかも自分で把握することができます。エアコンを使いすぎなのか、つかっている家電が古いことが原因なのかも考えることが出来ます。インターネットが利用できるだけではなく、快適に利用できることが重要視されます。管理会社さんや大家さんから、ご入居者のスマホに様ざまな情報提供もでき、つながりを持つことで長く住んでいただける取り組みにもつながります。

 

東京電力グループのエナジーゲートウェイ社は独自の“家電分離技術”により、たった一つのセンサーで家じゅうの家電を見える化できるサービスを提供しています。また様々な「モノ」や「サービス」がネットワークにつながるIoT時代に向け、スマートフォンアプリを通じて、お客様の生活をサポートできる、AIとIoTの最新技術を使った住宅設備サービス、Ienowa(イエノワ)の提供を開始しました。イエノワでは家電の見える化に加え、IoTで人気の鍵やエアコンの屋外からのコントロールする機能や、入居者へ情報配信や入居者からの問い合わせを受け付ける機能を提供しています。

 

 

また、“家電分離技術”を搭載したHD-PLC通信設備を導入すれば、イエノワサービスに加え、短納期かつ低コストでインターネットの環境整備を実現できます。HD-PLC通信設備では共用部盤のルータから専有部の間、電力線を利用してデータ通信を行いますので、LAN配線工事が不要で物件の美観を損ないません。また、HD-PLCは通信帯域を利用者で均等に分けるので、他の部屋の入居者が一斉にインターネットを利用したり、一部のヘビーユーザがインターネットを利用しても、平等な通信品質が確保できることもポイントです。

 

また、少子高齢化社会において、入居者の高齢化が進む中、主要な家電の使用状況を見える化を元にした入居者の見守りサービスなど、IoTを活用し、オーナー様や入居者様に便利なサービスがこれからのアパート・マンションには導入されていくことでしょう。

 

現在経営している賃貸アパート・マンションへのIoTの導入を検討することで、新築に負けない提案を入居者にすることができます。

ご興味が有る方は日本地主家主協会までお問い合わせください。

以上

(著者:協会顧問 山本)

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