「和楽」はオーナー様向けに毎月発行している会報誌です。
今年で29年目を迎え、賃貸経営に関する専門家の解説や、行政ニュース、セミナー開催情報など、お役に立つ情報を掲載しております。
東京都、神奈川県などの各市町村をはじめ、首都圏主要都市の行政担当部署にも配布させて頂いております。
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収益性とやりがいの両立──「民泊」で広がる不動産活用の可能性 後編(2025.09)

【9月号対談者】後編
株式会社 エイゼン
代表取締役社長
片桐拓弥様
築古の借地権付き建物を買い取り、「民泊」というかたちで再生した会員の片桐様。
後半は、ホテルポローニア京島での宿泊客とのやり取りや、運営半年後の率直な感想を述べていただきました。
手塚)現在はコロナも落ち着いて、東京の主要駅では外国人観光客だらけですが、民泊の稼働状況はいかがでしょう?
片桐)現在は100%稼働しております。今年の1月半ばにオープンしてから、2月は半分以上が埋まり、3月・4月あたりは、フル稼働でした。やはり、外国人観光客が多いという印象ですね。
手塚)欧米系が多いとか、中東系、中華系の方が多いとか、そういった特徴はありますか?
片桐)韓国の方が最も多くて全体の4割ほどでしょうかね。その次が中華系の方で、アメリカ国籍の方や、シンガポールを含めると同じく4割ほど。あとの残り2割が欧米系で、アメリカ人が多い気がします。
手塚)外国人のお客さんが多いと、文化の違いもあり近隣からクレームが出るという話もよく聞きます。そのあたりは、何か経験されていますか?
片桐)近隣からのクレームはないです。ただ、上下階にお部屋があるので、下の階に宿泊されている方から、上の宿泊客がちょっとうるさいというクレームはありました。
続きは本誌にて…