home > 日本地主家主協会について > 和楽(会報誌)

和楽(会報誌)

「和楽」はオーナー様向けに毎月発行している会報誌です。
今年で29年目を迎え、賃貸経営に関する専門家の解説や、行政ニュース、セミナー開催情報など、お役に立つ情報を掲載しております。
東京都、神奈川県などの各市町村をはじめ、首都圏主要都市の行政担当部署にも配布させて頂いております。

【会員様訪問】土地活用成功事例 ~老朽アパートから戸建て賃貸へ~(2019.12)

(左から)
手塚 康弘 協会 理事長
Tご夫妻
(株)ヒノキヤレスコ(ヒノキヤグループ)
ランデックス土地活用事業部 営業三課
係長 藤井清光様
(株)ヒノキヤレスコ(ヒノキヤグループ)
ランデックス土地活用事業部
部長代理 丸山正記様

前号に引き続き、会員様の問題解決事例をご紹介いたします。

 

手塚)T様はご所有のアパートの耐震化におけるご相談をきっかけに、協会にご入会されました。耐震改修工事完了後、あまり時間のたたないうちに建替え工事をご決断されました。築50年程の木造アパートが、現在は戸建て賃貸3棟にリニューアルし、とてもご満足されていると伺っています。本日は、戸建て賃貸の建て替えをご担当された株式会社ヒノキヤレスコ(ヒノキヤグループ)の丸山部長様とご担当の藤井様にも同席して頂き、お話を伺っていきたいと思います。まずは建築前のアパートの概要についてお聞かせ下さい。

 

Tオーナー)父が昭和40年代の後半に木造2階建てのアパートを建て、相続を機に私が引き継ぎました。間取りは6畳の和室が2部屋と4畳半のキッチンの2Kで、計10戸になります。当時はアパート経営が流行っていまして、ちょっと広めで規模の大きいものを父が建てたんです。

 

【満室経営から耐震改修、建て替えへ】
Tオーナー)やはり老朽化が心配で…東日本大震災などもあって、何とかしなければと思い、協会さんにご相談したんです。満室ですし、建替えとなると10世帯の立ち退き費用も時間もかかることから、耐震補強にしようという話になりました。改修工事の業者さんのご紹介を受け、補強工事をして頂きましたが、改修工事が終わってほっとした頃、2階の賃借人さんから床がギシギシすると言われたんです。調べると、シロアリがいることが分かり、このままにすると賃借人からのクレームもあって大変なので、建て替えをしようという気持ちになりました。

 

【半年間で立ち退き完了】
手塚)建て替えを決断されても、立ち退きが必要になるわけですが、立ち退きにはどれくらいかかりましたか。
Tオーナー)かなり順調に進み、ちょうど半年で10世帯の立ち退きが終わりました。生活保護を受けている賃借人が多かったのですが、その方の転居先は近隣不動産会社の協力もあり、比較的スムーズに決まりました。

 

Tご夫妻

 

(株)ヒノキヤレスコ(ヒノキヤグループ)

ランデックス土地活用事業部 部長代理 丸山正記様

 

(株)ヒノキヤレスコ(ヒノキヤグループ)

ランデックス土地活用事業部 営業三課 係長 藤井清光様

 

手塚 康弘  協会 理事長

 

Before

 

Atter

 

物件前にて

続きは本誌にて…

バックナンバー