「和楽」はオーナー様向けに毎月発行している会報誌です。
今年で29年目を迎え、賃貸経営に関する専門家の解説や、行政ニュース、セミナー開催情報など、お役に立つ情報を掲載しております。
東京都、神奈川県などの各市町村をはじめ、首都圏主要都市の行政担当部署にも配布させて頂いております。
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会員解決事例 千葉大学 鈴木弘樹准教授監修で築100年超の長屋を学生向け賃貸住宅に(2021.04)
先月号に続き、会員の片桐様に古家の再生について伺います。
墨田区京島の築100年超の木造建物を、千葉大学の鈴木弘樹研究室の皆さん監修で、学生向けの賃貸住宅にリニューアルされました。
手塚)千葉大学 鈴木弘樹准教授監修で古家再生プロジェクトを実施した概要を教えて下さい。
片桐)千葉大学工学部建築学科准教授の鈴木弘樹先生が、大学の近隣地域において、商店街や学生向けの住宅などをつくる総合的な街づくりをされています。以前も同様の取り組みをされていて、墨田区でもやってみたいということでした。ちょうど私が所有している長屋が学生向けの住居にできないかというお話を頂いたんです。
墨田区は23区で唯一、大学が無いということで、区としても大学の誘致を進めていたようで、墨田区の京島地区に千葉大学と専門職大学のキャンパスが新しくできることになったのです。
建て替えか迷っていたところ、鈴木先生からお話をもらって新しく建てるのではなく古い建物を活用したいということで、お任せしました。
Before After
After(正面) 室内共用部
手塚)今は空き家問題が社会問題になっていて、道路の接道問題で建て替えができないことが一因となっています。古家の再生は、空き家の解消にもつながりますので、素晴らしい取り組みだと思います。改修の費用はどれくらいでしたか?
続きは本誌にて…