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和楽(会報誌)

「和楽」はオーナー様向けに毎月発行している会報誌です。
今年で29年目を迎え、賃貸経営に関する専門家の解説や、行政ニュース、セミナー開催情報など、お役に立つ情報を掲載しております。
東京都、神奈川県などの各市町村をはじめ、首都圏主要都市の行政担当部署にも配布させて頂いております。

ミニマムタックスで何が変わる?地主・家主が知っておきたい税制改正(2026.09)

【9-10月号 対談者】

フジ相続税理士法人税理士

髙原 誠 様

令和9年分の所得税から、ミニマムタックスの対象が大きく広がります。

土地の売却や相続など、地主・家主の皆さんにも影響する可能性がある今回の税制改正について、フジ相続税理士法人の税理士・髙原誠先生に、制度の概要や注意しておきたいポイントを伺いました。

 

【ミニマムタックスとは? なぜ税制が見直されたのか】

 

手塚)
令和8年度税制改正では富裕層への課税強化が大きなテーマとなっています。その中でも地主・家主の皆さんに関係する「ミニマムタックス」とは、どのような制度なのでしょうか。

 

髙原)
ミニマムタックスは令和5年に創設された制度で、すべての所得を合算し、税額を再計算します。これが令和9年分の所得税から大きく見直されます。 従来は基準所得金額から3億3,000万円を差し引き、その金額に22.5%を掛け所得税額を算出し、従来の計算で算出した税額との差額を追加で課税する仕組みでした。ただ、これでは実際には所得が10億円程度ないと影響が出にくく、「1億円の壁」の解消には不十分でした。

そこで今回の改正では、控除額を1億6,500万円へ引き下げ、税率も30%へ引き上げます。改正後は、所得5~6億円程度から影響が生じるといわれています。

 

手塚)
なぜ、このような見直しが行われたのでしょうか。

 

髙原)
理由は、分離課税との税率の差です。

 

続きは本誌にて…

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